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海外での生活とボランティア活動を紹介するブログ


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学校でごみの教育

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ギゾにある学校を巡回してごみについて教えるプロジェクトを行いました。環境保健省のメリリン、町役場のジョゼフと、ソロモン大学(Solomon Islands National University (SINU)) の実習生3人と2週間かけて幼稚園、小学校、高校、特別学校、計10校を回りました。キリスト教の宗派毎に幼稚園があるのでこんなにたくさん学校があるのです。

8月16日にカウンターパートたちと話し合いを行い、アイデアの交換をし、プレゼンの内容を決めました。プレゼンではポイ捨ての影響(ごみを道路や海に捨てたらどうなるか)、ちゃんとしたごみの管理法、リサイクル作品の作り方、などについて話すことに。

プロジェクトの準備

準備として、どの日にどの学校に行くかのスケジュール、各学校に送る通知の手紙、各学校で発表するプレゼンを作成。

幼稚園児用の絵がたくさん入ったプレゼンと、小学生以上用のもう少し情報が詰まったプレゼンを作り、環境保健省のメリリンとピーターと一緒に学校の校長たちに「この日に来ます」という手紙を配布。プロジェクトは9月4日の月曜日から始めることに。

プロジェクト実施

9月4日。学校の都合によりこの日は2校回ることになった。メリリンとジョゼフはギゾ小学校の1年生~3年生、私、ピーター、SINUのアルフレンスはエマニュエル小学校に行く予定。

だったのですが、前の日にピーターが出張で他の島に出かけてしまい、アルフレンスはおばさんが死んだから実家に帰ってしまった・・・まぁ、こうなると思ったよ。

というわけで、SINUのジェイコブと2人でエマニュエル小学校へ。
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教室を使わせてもらい、パソコン、プロジェクター、白い布を準備。

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電源を入れようと思ったら、電気がないことに気付く・・・途上国なんだからその可能性考えとけよって感じですね。

校長先生にお願いして隣の幼稚園から超長い延長コードを引いてもらうことに。

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子供たちも手伝ってくれた(笑)。

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無事つきました!

そしてプレゼン開始。

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ビニール袋とか釣り用の糸を海に投げたら動物たちが絡まっちゃうよ、とか、道路にプラスチックの袋を捨てても自然に返らないよ、などのメッセージを子供たちに伝えた。

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多くの子供は自然に返るごみと返らないごみの区別があんまりついていないので、フルーツの皮とか種はそのうち腐るからお菓子の袋も同じだと思ってしまっているのです。私たち外国人が色々輸出するからダメなんですよね・・・と言いながら「環境教育隊員」としてソロモンに来てるけど(汗)。

まぁ、そんなこと考えだしたらキリがないので、できることはやろうと思います。

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そして一日目のエマニュエル小学校でのプレゼンは無事おわりました。

事務所に帰ってメリリンと合流。そしたら、「ジョセフが来なかったから私一人でギゾ小学校に行った」って・・・かわいそうに(涙)。後で聞いたら、ジョセフ、どこに行ったらいいのかわからなかったらしい。スケジュール渡したのに(笑)。

9月5日。この日はエマニュエル幼稚園。私、メリリン、ジョセフ、SINUのルーシーの4人で行きました。

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もう、入った瞬間から白い肌の人に興味津々で大騒ぎ(笑)。

プロジェクターを準備し、プレゼン開始。

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あんなに騒いでたのに、プレゼンが始まると意外とおとなしく聞いてくれた(笑)。「ポイ捨てしたら他の動物たちのお家を汚くしちゃうんだよ」とか、「せっかくこんな綺麗なギゾなのにごみだらけになったら汚くなっちゃうよ」とかのメッセージを伝えました。

ごみを再利用して作ったものも紹介。お絵かきが好きなので、いろんなデザインのペンホルダーをトイレットペーパーの芯から作ったのです。

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何個かディズニーのキャラクターのを子供たちに見せたら、大興奮。「エルサー!」「ピーターパン!」「モアナー!」って。

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興味津々(笑)。「ゆうこ~ちょうだ~い」ってみんな叫んでた。

「こんなのトイレットペーパーの芯があればできるよ!」って言って、今度一緒に作る約束をしたところで終わりに。

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ふぅ、幼稚園児は疲れる・・・でもこの日から、仕事終わって家に帰ってると「YUKOOOO!TISA BLO MIIIII!(私の先生~)」って叫んでくるようになって、ちょっとうれしい(笑)。

9月6日と7日はお休み(他の日に振り替え)。

9月8日は学校の都合で3校回ることに。私とSINUのジェイコブはユナイテッド・チャーチの幼稚園、メリリンとSINUのルーシーはギゾ小学校の4年生~6年生、ジョセフとSINUのアルフレンスはギゾ・セカンダリー・スクール(中高)へ。

ユナイテッド・チャーチの幼稚園児も元気いっぱいで大騒ぎするかと思ったけど、ものすごくおとなしかった。

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教会の幼稚園だからかな?すごくかわいかった~

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これで一週目は終わり。

9月11日。この日は振り替えのためお休み。

9月12日。カトリック・チャーチの特別学校(Vocational School) に行きました。この学校では生活に必要なスキルを教えたり、特定の仕事のために生徒たちを育てたりしたいる。

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この生徒たちには廃棄物管理の重要さを教えました。ちゃんとごみを管理しなかったら病気の原因になったり、観光地であるギゾがごみだらけになったら、観光客が来なくなって、国の利益が減ってしまうことを伝えました。

最後にちらっとリサイクル作品を見せたら、プレゼンが終わった後興味を持ってくれた生徒たちが前に集まって作り方とかを聞いてくれた。ほとんど女子でしたね。

9月13日。この日は2校回ることに。私とSINUのアルフレンスとジェイコブはカトリック・チャーチの幼稚園、メリリンとジョセフはアングリカン・チャーチの幼稚園へ。

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たくさんの画像を使い、ポイ捨ての影響を説明。

そしてカトリック・チャーチの幼稚園でのプレゼンも無事終了。

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イタリアから来ているボランティアにも会えました。ローマン・カトリックだからでしょうね。彼女はあんまり英語がしゃべれなかったので外人同士でピジン語で会話(笑)。

9月14日。この日はお休み。

9月15日。この日はセブンス・デイ・アドベンティスト (SDA)チャーチの幼稚園。

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SDAは他の宗派とは違い、サバスを日曜日ではなく、土曜日に祝うのです。メリリンはSDAに通っているので色々教えてくれるのですが、SDAは他の宗派に比べてだいぶ厳しいようです。お酒、たばこ、ビートルナッツは禁止、結婚指輪以外のアクセサリーを付けるのも禁止、豚肉と貝も食べてはいけない。しかも、キリスト教の宗派なのに、イースターとクリスマスは祝わないらしい。なんだかユダヤ教とかイスラム教に似てますね。メリリンは結婚する前はユナイテッド・チャーチに通っていたので、イースターとクリスマスを祝えなくなったのはとても悲しかったみたい・・・(涙)

3人の実習生のアセスメントをしないといけないので、SDAでのプレゼンはSINUのジェイコブにやってもらうことに。

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子供超かわいい~。一番前に座ってた男の子、おじさんみたいに座って話聞いてた(笑)。

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ジェイコブのプレゼンが終わり、2週目も無事終了。

SDAチャーチから帰ってる時に、子供たちが「iumi bye-bye lowhite man! (ホワイト・マンにバイバイしよう~)」とか言って手を振ってきた。白人じゃないんだけど(笑)。

9月18日。最後の幼稚園はウオーター・パームという、町から離れたところにある幼稚園。

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ウオーター・パームは他の幼稚園とは全然違う雰囲気で、電気も水道もない小さな小屋。自然に囲まれて、とても環境に優しいところでした。

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こんなところでごみの教育なんかしなくてもいい気もするけど・・・

でも一応計画に入ってたのでプレゼンをやりました。今回はSINUのルーシーの番。

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やっぱり女子の方が丁寧に説明ができてる~。ジェイコブにはちょっと失礼かもしれないけど(笑)。ソロモンでは男性よりも女性の方がちゃんと働いている気がする(私の意見だけです)。

プレゼンが終わったら子供たちの休み時間になったみたいで、みんな手を洗いに行ってました。ここは水道がないので「ティピータップ」っていう、よく田舎の村で使っている方法で手洗いをしてました。

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どうやって作るかというと、ペットボトルの下の方に小さな穴をあけるだけ。そうすると、圧力の関係でキャップが閉まっている状態だとお水が出なくて、キャップを緩めると水が出で来るのです。

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日本の生活、もっと感謝しないとな、って感じですよね・・・ちなみにこれは雨の水です。

本当に、プラスチックのごみをいっぱい出してる、排気ガスを出す乗り物に乗りまくってる、お水も電気もめちゃくちゃ使ってる日本人が「環境教育隊員」としてソロモンに来ていいのかな・・・

でも、まぁ、できる範囲のことはやりたいと思います。

そして無事10校回り終えました。実は学校での活動は赴任して初めてだったので、とてもいい経験ができたと思います。おかげさまで生徒とか先生たちにも知ってもらい、前以上に挨拶が増えました😊。子供たちも先生たちも、「今度リサイクル作品の作り方を教えて~」って言っていたので、いつかそのようなプロジェクトをしたいと思います。


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by yuko_f0301 | 2017-10-09 09:41

ラジオで啓発活動

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ソロモンはテレビ局がないので、主なニュースの発信方法は新聞とラジオなんです。テレビ局がないことにびっくりするかもしれませんが、テレビ持ってる人は本当に少ないので、テレビ局があっても儲からないのです。まぁ、ソロモンは平和な国なのでニュース自体あんまりないんですけどね(笑)。


というわけで、ラジオで啓発活動をするのが効果的かなと私たちは思いました。


2015年あたりに、前任者がJPRISMというプロジェクトの一環として、ギゾ町の8か所にごみ収集ステーションを作ったのです。それまでは、みんな道路の脇とかに捨ててたらしい・・・この8個のステーションができたことによって、ギゾ町役場はごみを収集しやすくなったのです。


しかし、やっぱり住民の態度が悪くて、ステーションはこんなことに・・・


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このステーションは特に悪いんですけど、基本どのステーションでもこんな感じでごみで溢れているのです。問題は、ごみ袋を使ってないこと、使っててもちゃんと閉じてないこと、生ごみも庭のごみもオムツも全部ここにそのまま捨てていること、など。


なので、今年のフォーカスは啓発活動ということで、活動を進めています。主に伝えたいことは、ちゃんとごみはごみ袋に入れて、閉じてからステーションに持ってくること、生ごみと他のごみを分けて、生ごみは家の庭に埋めておくこと(ごみのほとんどが生ごみなので、こういう風にしたら確実にステーションのごみが減るはず)、できるだけ3R(Reduce, Reuse, Recycle)を生活習慣に取り入れて、ごみを減らすこと、など。


というわけで、私、ギゾ町役場のレネーとジョセフ、保健省のアニータの四人でラジオで啓発活動をすることにした。私が話した内容は3R、ジョセフはコンポスト作り、レネーはプラスチックについて、アニータは廃棄物管理の衛生面。


使ったラジオ局は「ワン・ライフ」という局で、ギゾで一番目か二番目に大きいSeventh Day Adventist (SDA) の教会のラジオ局です。この教会に通っているデラルドが自分の家から発信してる小さいラジオ局なので、ソロモン全体ではなく、ウエスタン州の複数の島までしか届かないそうです。大きいラジオ局(SIBC (Solomon Islands Broadcasting Cooperation)とかRadio Happy Lagoon) でも啓発活動をいつかしたいのですが、「ワン・ライフ」だと無料でできるので、最初はここでやることにしました。デラルドはギゾ町役場のタウンクラークでもあるので、このプロジェクトの主体となっていた。


録音するスタジオはデラルドの家の部屋。


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小さいボイスレコーダーで「録音」ボタンを押し、マイクに向かってひたすら話すだけ。

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四人で話して、30分くらいのレコーディングができました。これをデラルドが編集して翌日から一週間ラジオで流したそうです。私はラジオを持ってないので聞けなかったんですけど、町を歩いてると、いろんな人に「ラジオでゆうこのトーク聞いたよ!」って言われました😃


このトーク、あんまり英語しゃべれない人でも理解できるように全部ピジン語でやったんです。そうしたら、デラルドとかWWFで働いてる友達のゼルダとかが、「ソロモン人かと思うくらいピジン語がうまかった!!」なんて言ってくれました(*´*)


そしてラジオトークは終わりました。なんか、すごく楽しかったです!効果はまだ見えてないんですけど、これからも続けていきたいと思います。


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by yuko_f0301 | 2017-08-31 12:12