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海外での生活とボランティア活動を紹介するブログ


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ギゾの女性たちとの活動

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ユナイテッド・チャーチ環境改善プロジェクト

数年前に行われた、町のごみを減らすためのプロジェクトの一部として、ギゾ内の様々な場所に公共のごみ箱が設置され、そのうちの一つがユナイテッド・チャーチの前に設置された。しかし、公共のごみ箱が設置されたものの、ちゃんとしたごみ収集システムが確立されていないこと、住民のごみに対しての態度が悪いこと、などが原因で、ユナイテッド・チャーチのごみ箱はこんな状態に・・・

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ユナイテッド・チャーチの女性団体、「ユナイテッド・チャーチ・ウーマンズ・フェローシップ (UCWF)」はこの状況を目にし、どうにか改善したいという想いに動かされ、自ら環境改善プロジェクトを始めた。本来はギゾ町役場がごみを回収するのですが、あまり頼りにならないので、彼女たちは自分で他の業者に頼み、ごみを回収してもらった。場所がきれいになると、ポイ捨てをする人もすくなくなり、おかげさまでこんなに風になりました。

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マラケラバの住民たちと同様で、UCWFは自分たちの意志で活動を始めた。これを見て私たちもサポートをしたいと思い、彼女たちに道具を貸したり、ちょっとした差し入れをしたりしました。お金を渡すよりも、このようにモラルサポートをしたほうが継続的な活動になるのではないかと私たちは考えた。

すると、彼女たちはさらに一歩踏み出し、花壇を作り始めたのです。

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最初の状況と比べると、だいぶ変わりましたよね!わずか数週間でここまでできる女性たちは本当に素晴らしい!

公共のごみ箱がユナイテッド・チャーチに設置されたことも、ポイ捨てがひどくなったことも、彼女たちのせいではないのに、こんなに頑張って環境を改善した女性たちはとても魅力的だと思う。このような素敵な女性たちと活動をする機会があって、とてもうれしいです。これからの活動も楽しみにしています。

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コンポスト作り

ギゾのごみの6割ほどは生ごみであるので、ちゃんとごみの分別を行うと、最終処分場にいくごみの量は確実に減るはず。しかし、啓発活動が足りていないので、分別する人は少なく、ギゾでは大きな課題となっている。私たち「廃棄物管理チーム」は、これを改善するために啓発活動を行っていて、活動をしていてわかったことは、やっぱりちゃんと努力しているのは女性たちだということ。

そのうちの一人はジョージーナさん。彼女は自分の裏庭に大きな穴を掘り、そこに生ごみを入れてコンポストを作っている。

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できたコンポストで色々な植物やお花を育てている。

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ジョージーナさんのコンポスト作りをできるたけ多くの人に知ってもらうために、私たちのイベントでインフォメーションブースを開いてほしい、とお願いした。するとジョージーナさんは自分の植えた植物を家から持ってきて、お願いした通り、ブースを開いてくれた。マフィンまで焼いて持ってきてくれた(笑)。

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他の女性たちに、ごみの分別とコンポスト作りについて説明し、それぞれのメリットを伝えてくれた。私たちばかりが啓発活動を行うよりも、このように他人にやってもらう方がもっと持続的な成果を出すことができると思う。ジョージーナさんは一人の女性ですが、小さいスケールの啓発活動は続けていくと、いつか大きくなると私たちは信じています。

私たちのパイロットプロジェクトのロケーション、マラケラバを訪れると、なんとマラケラバの女性たちもコンポスト作りに挑戦していた!彼女たちのモチベーションを高めるためにと、うまくコンポストを作ることができるために、私たちは改めてコンポスト作りの知識を共有した。

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このように、少しずつ活動の範囲を広げていきたい。そうすると、より多くの人に協力してもらえると思う。


ソロモン諸島初のリサイクルショップ?!

ここで活動をしていて思ったのは、ギゾの女性たちは本当にクリエイティブだな、ということ。彼女たちは「ごみ」を使って様々なものを作ることができるのです。

これはトイレットペーパーの芯で作ったペンホルダー。

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ちゃんと環境改善に役立つメッセージも書いてあります。

これは、少しレベルが高くなったペンホルダー(笑)。

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“SORE GIZO””SORRY GIZO”のピジン語で、「かわいそうなギゾ」という意味。

これはプラスチックの袋を使ったもの。

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そしてこれは布の切れ端で作ったもの。

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彼女たち、本当にクリエイティブですよね〜。

どうやってこんなに多くの女性にリサイクル手工芸に興味を持ってもらったかというと、何人か既に興味を持っている女性たちを見つけ出して、彼女たちに橋渡し役になってもらい、情報共有をしてもらったのです。プラスチック袋で作ったカバンを考えたジョージーナさんや、ペンホルダーを考えたテーマさん、布の切れ端で作った足拭きマットを考えたナンシーさんなどに、「あなたたちのアイディアは素晴らしいから、ぜひ他の人たちに見せて欲しい」と言い、ギゾ内で彼女たちの作品の知名度を上げた。

彼女たちは大きなイベントで作品を紹介したり

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女性団体やチャーチ・グループのミーティングで情報を共有したり

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ワークショップを開いたり

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様々な方法で情報共有をしてくれました。

おかげさまで、たくさんの女性がリサイクル手工芸に興味を持ってくれた。出来上がった作品も増えてきたので、そのうちリサイクルショップを開きたいと私たちは考えている。本当に開くことができたら、ソロモン諸島初のリサイクルショップになるので、どうか頑張りたい。大きな目標ではあるが、ギゾの女性はとても協力的で一生懸命なので、頑張ればできると私は信じている。

というわけで、これが私のギゾの女性たちとの活動の進み具合です。正直なところ、男性よりも女性の方がかなり真面目なので、これからも女性を中心として活動を進めていきたいと思っています。本当に活動に協力してくれた方々に感謝しています。リサイクルショップ、うまくいきますように!


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by yuko_f0301 | 2017-05-16 18:32